平成16年度卒業研究

平成19年度卒業研究

「卒業研究」では、新しいことにチャレンジする冒険的な研究も行います。
1年間の研究で、幾つもの出版論文が生まれました。
修士課程に進学する学生の出版論文は、研究内容に掲載しています。

卒業研究から生まれた最近の出版論文
H17年度卒業生
鉛フリー半田に変わる「導電性接着剤」の高周波電気伝導特性を、ランダムRCネットワークモデルに基づいて調べた研究です。
"ac  conductivity and dielectric constant of conductor-insulator composites", T.M.Benny, S.Natori, J.Nakamura, A.Natori, Phys.Rev.B  74(2006)115206

H16年度卒業生
原子レベルの摩擦で時々観測される「不規則性」の起源を、調べた研究です。
"Double-slip mechanism in atomic-scale friction: Tomlinson model at finite temperatures", J.Nakamura, S.Wakunam, A.Natori, Phys.Rev.B 72(2005)235415

H15年度卒業生
結晶表面で、特定サイズ(マジックサイズ)の原子クラスタが活発に動き回る現象が観測されています。
マジックサイズは何によって決定されるのか、調べた研究です。
"Atomic scale friction of nanoscale clusters", K.Ohno, J.Nakamura, A.Natori, J.Vac.Sci.Tech.b 22(2004)2026

平成18年度からは、ゲームソフトの開発にも乗り出しました。
近日公開、乞うご期待!